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次期戦闘機用エンジンの開発

2020年入社(愛知工業大学大学院卒)

― 仕事内容

自衛隊向けの次期戦闘機用エンジンを開発するプロジェクトに携わっており、そのエンジン部品の中でも艤装を担当するチームの一員として業務を行っています。艤装とはエンジン全体に燃料や空気等を届ける配管などを指します。エンジン各部品同士や補機と接続される部品を担当しているため、接続先の設計担当と調整や情報交換を行うこともあります。主に設計支援を担当しており、具体的にはANSYSを用いた圧力に対する部品の変形解析や、NXを用いた図面の作成を行っています。


― 使用ツール

3DCADソフトとしてNXを、解析ソフトとしてANSYSを用いております。周囲に経験者も多く仕事でより多くの知識と経験を身に付けられる環境となっています。


― 身につく技術

航空機の艤装やインターフェース相手となる部品の知識と、NX3Dモデルや図面の作成方法及びANSYSによる解析方法が身に付きます。


― やりがいを感じる瞬間

新しい仕事をお願いされるときです。期待されていることを感じて嬉しくなると同時に成長のチャンスでもあるためです。

― 楽しいところ

エンジンの形状を3Dモデルで確認して、この部品はこんな機能を持っていると考えながら見ているときです。航空機のエンジンは膨大な数の部品で構成されており、その一つ一つに機能があり無駄なものは含まれていません。時には現場まで実物を確認することもあり大きさや機能のイメージをさらに深めることができます。艤装チームに居るため艤装部品が中心ですがそれでも一つ一つの部品が興味深く新鮮な気持ちで見ています。


― 厳しいところ

プレゼン資料の中で記述が不足しているところや論理展開が足りないところがあるとプレゼン中でも徹底的に詰めてきます。自分に足りないところを客観的に指摘していただけるのでプレゼン能力の向上につながります。


― 心がけていること

わかりやすい資料を作成するために、作成時に自分にしかわからないところはないか、情報を書ききれているかを心がけて作成しています。また、後戻りを少なくするためにインプット情報を適宜確認するようにしています。


― 職場の雰囲気や人間関係

皆さん本当に優しい方ばかりで、質問した場合丁寧に教えてもらえます。


― CREを選んだ理由

航空機の、特にエンジンに携わりたいと考えていて、それができる可能性が高い、その業務に就ける企業としてシーアールイーを選びました。そのことは説明会から伝えていて、その結果現在エンジンの設計業務に携わっています。


― この仕事に向いている性格

なぜ?を徹底的に詰めてそれを説明できる人。また、分からないことがあれば積極的に同僚、先輩や上司に質問できる方等、人との交流に抵抗のない方が向いていると思います。ただ、自分も就職するまでコミュニケーションが苦手だと思っていて就職後に鍛えたタイプなので、今コミュニケーションが苦手でも克服する覚悟をもって行動できるのであれば大丈夫です。


― 休日の過ごし方

ロードバイクに乗って東京都や山間部、時には埼玉や千葉まで走りに行きます。バイクの調子が悪い時は自らの手でメンテナンスや修理することもあります。最近はマウンテンバイクにも乗ることがあります。






 
 

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