2019年9月5日木曜日

エンジニアの仕事 - 民間機の構造解析

2011年入社(名古屋工業大学卒)

-私の仕事

国産開発機の胴体構造解析を9年やってきました。現在は主に現場で発生する不具合の対応をしています。ほとんどがヒューマンエラーなのですが、航空機は要求が厳しいので孔(締結リベットなどの穴のこと)の位置が図面とずれた場合に安全性を保証するための計算などをしています。計算書は英文で書きます。といっても似たような前例を見れば書き方は真似できますので、英語力の心配はあまりないです。式と図の書き方なども他の事例が参考になります。

-解析業務のやりがい

私の強度計算や提案が基になり、形になっていくのが面白いです。また、優秀なエンジニアがたくさん周りにいるのをみると、まだまだ成長できる奥の深い世界だと思います。

-辛かったことは

経験豊富な指導者が周りにおらず、仕事の進め方さえわからない状態になったことがありました。長いプロジェクトでは忙しい時期もありますので、仕方のない部分もありますが、後輩には同じ思いをしてほしくないので、サポート体制を改善していくのは会社の課題だと思います。

-残業時間は

1ヶ月で45~60時間です。製造方法が落ち着くまでは次々に問題が出てくるので大変です。

-業務の大事なポイント

問題を正しく理解することです。現場から上がってくる文章は一つの事実ですが、そこから想像力を膨らませて他の部品への影響を想定するなど、問題の本質を考えて解決方法を出していかなければいけません。そのためには、たくさん経験を積んで様々なケースに出会うことが大切です。

-仕事環境

多くの職場を見てきたわけではないですが、大きな不満はないです。飲み会はたとえお酒を飲まなくても仕事の緊張感を緩和できる良い機会になっています。CREの社員は若い方が多く、横のつながりが良いので、スノーボードなどに誘ってくれて、ありがたいです。

スキースノボー同好会

-学生や後輩にアドバイス

まず社会人として当たり前ですが、どんな時でも相手への思いやりや敬意を持ちましょう。切羽詰まっている時こそ、感謝と謝罪の気持ちを大切に!また、他のチームも連携して動いているので報連相は常に意識すること。悪いニュースほど早めに連絡しないと無駄な作業が増えてしまいます。それとメールや資料の見せ方も、見る人が少しでもわかりやすくなるように工夫することが大切です。

-この仕事に向いている性格

自分は絶対にこれがやりたいという強いこだわりがなく、何事もやってみなければわからないというスタンスの人間ですが、それが逆に良かったかもしれません。任された業務を素直に受け入れると、すべてのことが勉強になり成長できると思います。幅が広く、いろんな知識がやがて航空機というひとつの製品になるという、この業界ならではのメリットかもしれません。

取引先の方々と鈴鹿8耐参加!

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